何とか使いたいと思っていた引手金具(先日の記事を参照)を使った工作に入りました。
祖母の衣装ケースに使われていた板を2枚切り出し、鉋も使ってサイズを整えました。
次に引き出しの前面の板の加工です。
ルーターでブィーンとやってしまえば楽なんですが、チョイ怖いのでノミで上のように加工しました。
で、残った真ん中部分は、切り抜きます。
引廻し鋸で、先ほどノミで掘った溝のやや内側までせっせせっせと・・・。
こいつ、宅内の引廻し工事の時に使う鋸なので、石膏ボード用なのでしょうか?刃はかなり粗目です。
思いっきり、がっ!がっ!と挽いて大雑把に開けたら、ナイフやらヤスリやらで形を整えます。
裏側
ノミで掘った溝部分は段として残していますので、衣装ケースから切り出した板を嵌めると・・・
こんな感じ。(裏側)
表側から見るとこんな感じ。
ここまで相当時間がかかってます(;・∀・)
ここでようやく、引手金具の取り付けです。
板に穴を二つ開けて・・・
差し込む。
裏側で、割りピンを広げて、ピンの先端を少し曲げて・・・
板に打ち込みます。
こいつを先ほどのイメージのように前面の板に貼り付けて完成。
リメイクというにはちょっと面影なさすぎるので、ワンポイントで使わせてもらいました。
と言ったところでしょうか(;^_^A
この衣装ケースの板、切ったり削ったりしているととてもイイ匂いがするんです。
木の匂いだけではない、ショウノウ(?)の匂いが混ざったような、昔の箪笥の匂い。
仏壇の写真でしか見たことのない祖母の匂いはこんなだったのかな?なんて思いながらの工作でした。